こんにちは むつよしです。

 

 

今年もあと少しですね!
沖縄も20℃を下まわる季節になってきました。

 

仕事は、これからクリスマスや年末年始、忘新年会に入るのでホテルはめちゃくちゃ忙しくなります!

 

でも僕は綿密に予定を立てて計画的に行動するので余裕です(^-^)/
じゃなきゃサラリーマンやりながら、副業で建築業は出来ませんからねっp(^_^)q
さてさて、僕の水槽なのですが、先日ガラス面の苔を取る時に、スクレーパーでシリコン部分を大きく切り取ってしまいました;^_^A
ガラスにまでキズが入っちゃいました!!

 

 

そこで、、、水槽を作り直す事にしました!!
今回はフランジ付きの
フレームレスガラスオーバーフロー水槽、ブラックシリコンの水槽を作ります。

今回は製作中の作業写真を詳細に撮りましたので、ご自分で水槽を手作りしてみたい方は参考になればと思います。

 

自分で言うのはなんですが、自作の水槽をここまで詳しくUPしているサイトはなかなか無いですよ!
50枚以上写真がありますが解説付ですのでじっくり見て下さいね!

 

 

 

 

【フレームレスガラスオーバーフロー水槽の作り方】

 

 

水槽サイズ:
60㎝×60㎝×60㎝ のキュービック水槽

ガラスの厚み:
10㎜ (床面のみ塩ビ板 10㎜)

シリコン:
セメダイン シリコンシーラント8060 ブラック。
セメダイン シリコンシーラント 8060 クリヤー。

オーバーフロー菅:
給水=VP16A
排水=VU50A
バルブソケット=50A (チャームにて購入)
オーバーフローピストル=排水50A→40A、給水16 A(ヤフーオークションにて購入)

 

 

 

 

【水槽制作写真】

 

 

まず、使うガラスの寸法を計算して算出しガラス屋さんに注文します。

 

 

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注文したガラスの寸法はコレです。
水槽正面と背面のガラス。
右側にある除菌アルコールを使い、ガラス表面の油分や汚れを綺麗に拭き取ります。
手の油分も付いてはいけないので、作業する時はゴム手袋を付けてガラスに触れるようにします。

 

 

 

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水槽の右と左のガラス。横面のガラスですね。

 

 
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オーバーフロー加工して穴を開けるので、床面はガラスでは無く、塩ビ板10㎜にしました。
将来、ベアタンクにした際に直でライブロック置いても割れる心配はありません。
(この塩ビ板10㎜はヤフーオークションにてカットをしてもらい購入しました)

 
※アクリル板をシリコンで接着するといずれ剥がれてしまうのでアクリル板は使用できません!
ガラスよりアクリルは密度が濃いためシリコンが入っていかないからです。

 

その場は接着しますが、乾いて数週間経つとペロンと剥がれていきます。

 

その反対に塩ビ板はガラスより密度が低い為シリコンがよく入りシリコンと密着し強く接着できます。

 

 

 

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次に、道具の準備です。
シリコンはオキシム型のセメダイン シリコンシーラント8060のブラックを5本、クリヤーを1本準備しました。
(上手にシリコンを打てる方は3本で足りると思います)

 
他に強度のあるシリコンがあるかもしれませんが、必ず「防カビ剤ナシ」のシリコンを使用して下さい。防カビ剤が入っているシリコンだとシリコンから防カビ剤成分が水槽に溶け出し生体が死にます。

 

水槽の底面はガラスにして、またシリコンもクリヤーでも良い方は、信越化学工業社の脱酢酸型の「KE42」とゆうシリコンを使ってください。

 

今現在、国内シリコンメーカーでクリヤー色シリコンではこの「KE42」が固まるともっとも硬くなり強力なシリコンのはずです。

 

この「KE42」は塩ビ板には接着できませんし、また色もブラック色が無いので、
今回は、僕はセメダイン シリコンシーラント8060 を買いました。

 

色んな水槽メーカーに問い合わせしてどのメーカーのシリコンを使っているか聞いたら、全て企業秘密との返答で教えてもらえませんでした。

 

それで、シリコンはセメダインのシリコンシーラント8060を選び、このシリコンは、断裂強度、引っ張り強度共に国内シリコンメーカーでは1番強度のあるもので、アクアのショップさんなどで、オーダーメイドでガラス水槽を作るプロもこのシリコンを使っているとの事です!

 

今使っている水槽はセメダインのシリコンシーラント8000を使用しています。

 

8000も8060もほぼ同じ成分ですが、8000は「DIY用」、8060は「JIS建築規格」の物で若干ですが、8000より8060の方が固まった時の強度が強いです。

 

このシリコンの本体裏側には、「飼育水槽では使用しないで下さい」と書かれていますが、調べたところ水槽が崩壊した際、シリコンメーカーは責任がとれないから、みたいな理由だそうです。

 

シリコン成分には問題無いそうで、
シリコンが固まったあとしっかり水を入れアク抜きをすれば大丈夫だそうです。
現に僕の水槽は8000を使用してますし、1年半以上ヤッコ達が生きています。
シリコンの成分的に問題ない証拠です。

 

 
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次に、コーナークランプを使い床面の塩ビ板と右横面のガラスをシリコンで接着します。
マスキングテープを貼りシリコンの接着面を確保します。
シリコンが他の所に着かないように新聞紙等でしっかり養生もします。

 

 
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目次幅を保つ為に、1円玉を挟みます。
塩ビ板はガラスと違い、膨張率が違いますので、若干厚めにシリコンの目次幅を設けます。
1円玉の厚みは1.2〜1.5㎜ですので、目次幅は
約1.2㎜になります。

 

 

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しっかり90°であることを確認します。

 

 
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シリコンを流し込みますが、部屋に湿度があるのもシリコンが乾くのに大敵ですので、エアコンを入れ除湿しながら作業を行います。
シリコンはブラック色を使います。

 

 
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シリコンを流し込み、ゴム手袋を付けた指でしっかり奥までシリコンを押し込みます。
その後ヘラを使い均します。
シリコンを流し込んだ後すぐにマスキングテープを剥がします。
シリコンは数秒で表面が乾くからです。
そして完全に乾くまで48時間このままにします。

 

 
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48時間後、乾いたのを確認できたら、左横面のガラスも同じように接着します。
そして48時間乾かします。

 

 
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次に、背面のガラスを接着します。

 

 
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ここで初めて、ガラスとガラスが接着するのですが、目次幅を変えます。
1円玉ではなく、クリップを使い目次幅を約1㎜以下にします。
このクリップはデジタル精密ノギスで測ると0.8㎜から1.0㎜でしたので、目次幅は約1㎜になります。

ここで大事なことは、インターネットなどでは、ガラスとガラスの接着目次幅は2〜3㎜とよく書いてあります。
しかし、これは間違いだと僕は思います。

 

もちろん、同じセメダイン シリコンシーラント8060を使っているとは限りませんが、僕は以前水槽を手作りした時、目次幅を2㎜にして制作し水を入れた際、左右横面のガラスが外側に各々1.5㎜づつ膨張しました!
ガラスからシリコンは剥がれていません でしたが、シリコンが伸びた様です。

 

ですから、今回は目次幅を0.8㎜〜1.0㎜にします。
最近の Red Sea のオルカのオーバーフロー水槽をショップに見に行ったのですが、同じくガラスとガラスの接着面の目次幅は約1㎜でした。

 

ADAの水槽もクリヤーのシリコンが使われていますが、同じく目次幅は約1㎜です。
このシリコンはたぶん「KE42」のはずです。
つまり、フレームレスガラス水槽は、シリコンの種類と目次幅で耐久性が決まるとゆうことです。

 

ちなみに、オルカのオーバーフロー水槽のシリコンは、このセメダイン シリコンシーラント 8060より柔らかいシリコンでした!
水槽の高さが50㎝もあるのに耐久性があるシリコンを使っているのですね。なんのシリコンを使っているのか知りたくてたまりまひぇん(´・_・`)

 

 
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乾いたのを確認して、最後に正面のガラスを接着します。
これで水槽の制作は完了です。
シリコンはここまで3本使用しました。

この後、フランジを付けて仕上げに入ります。

 

 

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【フランジ取り付け作業写真】

 

 

水槽が出来上がったので次にフランジを取り付けます。
フランジの幅は次の通りです。
フランジ幅は5㎝です。

 

 
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水槽の内側の角にはシリコンがあるので、フランジの端も1㎝程カットしてもらいました。

 

 
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水槽の上部から2㎝下の所にフランジを付けます。

 

 
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シリコンを流し込みます。

 

 
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マスキングテープや養生を全て剥がしました。
水槽を正立させて、フランジの細部にシリコンを流し込み仕上げに入ります。

 

 
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これが、フランジの細部の写真です。
自分的にもかなり綺麗に仕上げることができました。満足です。

 

 

 

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コレがオーバーフロー加工をする前の完成した水槽の写真です。
綺麗な60㎝キュービック水槽でしょ?(^^)
外部フィルターを使う方はこのまま使用したら良いかと思います。

 

 
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ここから、オーバーフロー水槽にする為、コーナーカバーを取り付け出来る様に加工します。
5㎜×5㎜ のエンビの角棒をカットしてクリヤーのシリコンを使い接着します。

 
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次に耐水テストとシリコンのアク抜きをします。
万が一水漏れしたら、部屋が水浸しになるのを防ぐ為にブルーシート数枚で水槽を巻きます。

 
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水が溜まったら、水槽の外側にマスキングテープを貼り水位をマジックでしるしをします。
シリコンから水漏れがあった場合は、この水位が下がるはずなので、このまま約一週間放置します。
水が蒸発して、水位が下がることもあるので、水槽上部にはサランラップを何枚も貼って水の蒸発を防ぎます。
また、ガラスとガラスを接着したシリコンの接着が弱いと水圧に耐えられず、ガラスが外側に膨張しますので、この1週間の間に膨張しないかもチェックします。

 

 

 

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さて、その間にオーバーフロー配管の制作にかかります。

 

 
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バルブソケットのパッキンが付属されていなかったので、3㎜のゴム板でパッキンを制作します。

コンパスカッターでカットします。

 

 
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これで、バルブソケットのパッキンが出来上がりました(^^)

 

 
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これは、右側がマグネットポンプから分岐するモーションチャンバーです。
これも手作りで作りました。
左は、オーバーフロー菅です。

 

 
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オーバーフロー配管のピストルは次のタイプをヤフーオークションにて購入しました。
水槽から落ちてくる方は50A、濾過槽へは40Aに変換されるタイプです。
給水は、16Aが着きます。

 

 

 

 

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コーナーカバーは今使っている物を流用します。
少し接着面が剥がれていたので再接着します。
このコーナーカバーももちろん手作りです。
小さな穴は、スパイラルステップドリルと言う特殊なドリルの刃で穴を開けました。

 

 
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【オーバーフロー配管作業写真】

 

 

さて一週間が経ち、水を貯めていた水槽は水漏れ等がなかったので、水を抜き水槽をひっくり返します。
次に水槽にオーバーフロー配管の穴を開けます。
バルブソケットを入れる穴ですね。
両端から9㎝×9㎝の所に印をつけ、この中心を軸に丸く穴を開けます。

 

 
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まず、スパイラルステップドリルを使い軸になる、中心の穴を開けます。

 

 

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穴が開きました。

 

 

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ドリルの刃を回転式円形カットの刃に付け変えます。

 

 
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まず。ゆっくり回転させて溝をつけます。

 

 
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溝をつけ、刃がブレなくなったら高回転で回します。

 

 
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少しづつ下に力を入れて、低回転 高回転を断続的に行い穴を少しづつ深く開けていきます!!
力を入れると一気にエンビ板が割れてしまいます!!
全作業工程で失敗が許されない1番緊張し集中力がいる作業です!!!

 
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穴が開きました*\(^o^)/*

 
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綺麗な穴が開いたでしょ?^ ^

 
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次に、水槽の内側にマスキングテープを貼り、コンパスカッターで切り取ります。
ここにバルブソケットをはめ込みますので、シリコンの養生です。

 
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バルブソケットにセメダイン シリコンシーラント8060 クリヤー色をつけます。

 
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バルブソケットをはめ込みます。

 

 
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裏からねじを回し込みバルブソケットをしっかり固定します。
水漏れが起こらないようしっかりシリコンを塗ります。
水槽の内側は、バルブソケットとオーバーフロー菅を塩ビ用接着剤にて接着します。

 

 

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これが完成した写真ですね。

 

 

 

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さて、キャビネットを開けて、マグネットポンプからの分岐水栓モーションチャンバーを取り付けます。
ついでに、マグネットポンプも分解して清掃しました。ポンプ内はめちゃ汚かったです。
定期的にマグネットポンプ内も分解して掃除しないといけないですね。

 
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次に、キャビネットの上に水槽を載せるですがその前に、水槽とキャビネットの間に3㎜厚のゴム板を載せます。
オーバーフロー菅の穴をコンパスカッターで切り取りました。
またゴム板の端はマスキングテープを使いキャビネットと固定して、水槽を載せる時にゴム板がズレないようにします。

 

 
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水槽を載せたあと、コーナーカバーを取り付け、
TUNZE nano wavebox 6206 をコーナーカバー内に納めます。
濾過層から上がってくる給水の出口は2箇所から出ます。

 

 
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さて、水槽に海水と生体を入れて完成です。
これが最後の写真です。笑

フランジのおかげで
TUNZE nano wavebox や
TUNZE Stream Pump の出力を最大にしても水槽から海水がこぼれなくなりました。

 

 
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この様に、僕の水槽は本当に
「オール手作り水槽」なんですよ(^^)

 

 

ご自分で水槽を作る時はぜひ参考にしてみて下さいね。

(o^^o)

 

ただし!完全自己責任でお願いします!!

 

 

この水槽に掛かった材料費を書いときますね!

 

 

ガラス                          23,000円

エンビ板                          4,500円

シリコン                          2,400円

マスキングテープ                  900円

バルブソケット              3,500円

OFピストル                  1,500円

他の塩ビパイプ類          1,500円

3㎜のゴム板                           900円

 

 

TOTAL    38,200円で、フレームレスガラスオーバーフロー水槽、フランジ付きが作れちゃいました!
60㎝キュービックは買ったら10万円以上確実にしますもんね。

 

 

市販の水槽は技術代金が高額なんですね。

 

 

さて、魚飛び出し防止のフランジも付いたことだし、前からずっと欲しかったハゼ達も飼えます*\(^o^)/*

水質が安定したら買いに行こっと。

 

 

それでは\(^o^)/

 

 

 

 

 

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mutsuyoshi
ブログをご覧になって頂きありがとうございます! DIYが得意でガラス水槽、キャビネット、濾過槽etcを全てオール手作りにて作りました。 沖縄の海でSUPやシュノーケリングをして熱帯魚やサンゴ礁を観察し日々Aquariumに生かすのが僕の趣味です。 水槽の海水は沖縄の天然海水を使い、Aquariumと沖縄の海の素晴らしさをコラボして、このブログにてお伝えしていきます。宜しくお願いします\(^o^)/